自火報施工訓練始めました!

 

みなさんこんにちは

以前の記事で当社代表がポリテクセンター茨城で消防設備士の講師を始めた事をご紹介しましたが、この時は学科訓練だけの担当で実技訓練は他の講師の方が担当していました。↓

ですが2023年度は学科訓練に加えて実技訓練も担当をいただけることになり非常にうれしかったのでご紹介します!

 

実技訓練とは?

前より私が担当していた学科訓練は消防用設備等(特に自動火災報知設備と消火器具)についてテキストを使って消防設備士の資格取得をサポートと法令知識や現場の事について学習しますが、実技訓練はこれら学科訓練で教わった内容を基に自動火災報知設備の施工を行うという訓練です。

流れとしては

  • 学科訓練の振り返り
  • 設置基準(施工ルール)の確認
  • 資機材の準備
  • 使用する配線の見分け方
  • 配線の接続方法の確認及び施行
  • 機器接続図の確認・解答
  • 卓上での機器の接続
  • 電工板での機器の接続
  • 検査要領書による施工後の検査

この様な流れでどのような資機材を使ってどのように施工して行くかをあらかじめ確認しルールに従って施工して行きます。

 

訓練風景

以前当社Xアカウント(旧twitter)にも投稿しましたが、押してはいけない禁断の非常ボタンを押しまくって非常ベルを鳴らしまくる!という訓練をしています↓

これはかなり揶揄していますが、実際には訓練生たちは非常に真面目な態度で訓練に参加し決められたルールを守り安全第一で怪我をしないように心がけて訓練を行っています。

訓練生のカリキュラムの中には消防用設備だけでなく電気工事なども含まれていて、このような施工訓練は皆さんすでに経験があるので、電工板への機器のネジ止めや機器の選定などはすでにお手の物です。

資機材の準備

資機材の準備

卓上での機器接続訓練

電工盤への機器取付訓練

電工盤への機器取付訓練

機器への配線接続訓練

私の感想ですが学科訓練ってずっと座りっぱなしで眠く退屈な印象ですが、実技訓練は手や体を動かすことによって眠くなりませんし訓練生も目を輝かせながら訓練を行っています。

また実際に自分たちの手で作品を作り上げるという工程は非常に貴重な体験でもありますしこれからの人生の財産となるでしょう。

このような貴重な体験に私も関わらせていただけることに非常に感謝しています。

 

あとがき

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は当社代表がポリテクセンター茨城で実技訓練の担当をいただいた事を紹介しましたが、実際に実技訓練を行って思ったことは訓練生の出席をとることが意外と大変でした(笑)

学科訓練の場合は皆さん机に座って訓練を受けるので出席を取るのは簡単ですが、実技訓練の場合にはみんな広い実習場を行き来するので出席をとるのに苦労します。

多くの訓練生が楽しみながら行える実技訓練は、押してはいけない禁断の非常ボタン(発信機という)を押しまくって非常ベルを鳴らしまくるという人生ではなかなか体験できない訓練で笑顔で終わる訓練となりました。

 

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