いわき市で在職者訓練を実施してきました

皆さんこんにちわ

2024年7月に福島県いわき市にありますポリテクセンターいわきにて、現在仕事をしている方を対象にした在職者への訓練を実施してきましたのでご紹介します。

当社がポリテクセンター様より請けている業務には離職者訓練と今回の在職者訓練がありますのでまずはその違いから簡単に説明していきます。

 

各種訓練の内容について

では離職者訓練と在職者訓練の違いについてですが

離職者訓練はハローワーク経由で仕事を探している方が6カ月(7カ月)の期間で就職に必要な実践的技能と知識を基礎から学び、地域企業の人材ニーズに即した訓練カリキュラムによるものづくり分野に関する技能と知識を習得する公共職業訓練
在職者訓練は企業の成長・発展を強化する「人材育成」を目的に、生産性向上・業務改善・新製品開発などに必要な技術・知識を習得する職業訓練で、現在仕事をしている在職者を対象に2日間~5日間の短期間で行われるカリキュラム

このような違いがあり、今回は後者である在職者を対象とした訓練を実施してきました。

 

訓練の内容

在職者訓練には色々なカリキュラムがあり

  • 機械加工(旋盤・フライス盤等)
  • CAD製図
  • シーケンス制御やPLC制御
  • 品質管理技法

など多種多様なカリキュラムがありますが、今回は「自動火災報知設備の施工・保守技術」というコースの訓練を実施し、内容は自動火災報知設備を始めとした各種消防用設備の保守(いわゆる点検業務)に関する知識・技術について解説しました。

消防用設備の保守については点検要領という指針があるのでそれを基に保守業務を行うのですが、これが結構難解なのでこれを中心に保守に関わるポイントを写真や模型を使って2日間にわたり解説させていただき参加者の方々に「なるほどそういうことね!」とご理解をいただけました。

解説を行う当社代表

避難器具(救助袋)の模型を使った解説

 

あとがき

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回はポリテクセンターいわき様にて在職者訓練を実施させていただきましたのでご紹介しました。

群馬県から福島県いわき市まで車で移動を行いまぁ結構な距離と時間がかかりましたが、実りのある訓練を担当させていただき良かったなぁというのが一番の印象ですのでまた機会があれば担当させていただきたいと思っています。

今回の様に消防用設備の保守に伴って点検要領を見ながら写真や模型を使ってじっくり解説を行って教育を行っているのは中々ないのではないかと思っていますので、このような教育の機会が全国で広まってくれれば日本の火災予防に大きく貢献できるのではないかと考えております。

最後に写真に写っている避難器具の模型(ミニチュア)は上田消防建設株式会社様にて製造・販売しておりますので、学校などで防災授業の一環として使いたいなどのご要望がありましたら下記のリンクからお問い合わせください。

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